2012年6月定例会が行われました。
日時：2012年6月2日（土）15：00～18：00
場所：株式会社メディア・インテグレーション
本社オフィスのイベントスペース
参加人数：10名
ゲスト：株式会社メディア・インテグレーション 富田様
今回は株式会社メディア・インテグレーション様のご厚意により、イベントスペースを特別にお借りしました。誠にありがとうございました。また、３時間の大枠で行いました。
～重要なお知らせ～
Macで音楽クラブの公式ホームページはMobileMe終了のため6月30日をもって終了となります。今後はこのページが公式ページとして存続いたしますので、よろしくお願いします。
■UNVEIL（須藤）
４月の定例会で紹介したZynaptiq社［UNVEIL］ですが、芝さんから好評のためリクエストをいただきましたので、再度ご紹介いたしました。
ライブ録音で過剰に付いたホールリバーブを取り除く事が出来ます。意図しない残響を減らしたりする他にも、生音で後から処理する積極的な活用法もありますね。６月末まではお買い得269ドルとなっています。
波形が右から左へ流れるように動き、リバーブ成分が減少しているのが見て取れます。
まずはシンプルでリバーブが分かりやすい曲に効果を掛けてみましたが、はっきりと自然に消えているのが分かります。
次に大瀧詠一の曲でもやってみました。この場合若干不自然な音となりました。なぜなら曲がリバーブ込みでアレンジされているため、素の部分が出てしまうためなようです。これはすごいですね。（デモ版もありますのでお試し下さい）
■iConnectMIDI（株式会社メディア・インテグレーション 富田様）
特別ゲストとして富田様から［iConnectMIDI］のご紹介をいただきました。
iConnectMIDIはコンパクトながらもメタルで出来ており丈夫です。適度な重さがあるため、安定して据え置く事が出来ます。
一番のメリットはiPhone、iPadなどのiOS機器とMacなどパソコン、そしてMIDI機器をすべて接続出来る点にあると思います。（Dock-USBケーブルが付属しているのでiPhoneでも接続可能）
MIDI入出力端子とUSB端子があり、前面USBポートにハブを接続すると最大８台まで接続可能。さすがに外部電源が必要なのでACアダプターが付属しています。
一点気をつけておいた方が良い事があります。［OP-1］などMIDIクロック信号を常に送信している機器ですと、仕様上MIDIループが発生する事があるため注意が必要との事です。詳しくはこちらのページをご覧下さい。
MIDIのルーティングについては［PortManager］というソフトを用います（無料）。Macでは無く、iOSソフトで制御する点が時代を感じます。
［Korg MicroKontrol］を弾いてみます。MIDI信号がiConnect MIDIを通してiPadの［Sunrizer Synth］を鳴らせる事が出来ました。また、接続を切り替えMIDI対応のアナログシンセ［technosaurus MICROCON 2］を鳴らしてみたりと自由自在ですね。
途中で紹介していただいた［Ohphiron］もちょっと気になるソフトでした。
■Circle（株式会社メディア・インテグレーション 富田様）
アナログモジュラー型ソフトシンセサイザーの［Circle］です。開発者が自分の作った音の信号の流れが視覚的にわかるようにと作ったそうです。そのため、初心者でも非常に分かり易い操作性を持っています。
ホームページからプリセットが無料でダウンロード出来ますので、気に入ったパッチを見つけて、それがどうやって作られているかを見てみるのも楽しいですね。
価格も6,980円とお得となっております。（元々は27,300円で販売していたもの）
多彩な波形が用意されており音色も豊富にできそうです。各ユニットの左にある目印をドラッグ＆ドロップで移動させる事で、その効果を簡単に加えることが出来るのが独創的で楽しいです。
詳しくはビデオチュートリアルで体感ください。
■Dropbox（須藤）
お伝えした通りもうすぐMobileMeのサービスが終了しますので、MobileMeの一部であるiDiskの共有サービスも終了となります。
そこで今後の無料のオンラインストレージサービスとして須藤さんから［Dropbox］を紹介いただきました。
DropboxはWEB上に自分専用のハードディスクを持つことのできるオンラインストレージサービスです。専用のアプリをインストールすると自分のパソコン専用フォルダ内がDropboxエリアとなり自動的にサーバーとリンクします。
例えばPublicフォルダに曲を置いて、その曲だけのURLコピーしてメールなどで連絡することで、ブラウザー上でその曲だけを聴いたりする事が可能となります。
iPhoneやiPadなどにも対応しています。
今までのような全員で一つのスペースを共有する事は出来ないようですが、各個人が管理した状態でやり取りできますので古いファイルをどうするかなどの手間が省けます。
■KORG nano kontrol 2（須藤）
nanoシリーズが「２」にバージョンアップしました。写真はnano SETでありますので３台あります。それぞれ左が初代、右が２となります。
特に［nano kontrol 2］は進化しています。
今まではMIDIコントロール信号を割り合てていたため、Logic以外では同時に複数の制御が不可能でした。「２」ではコンロール・サーフェース機能がついたことで、一度に４つのフェーダーを動かすということも可能になりました。
コンロール・サーフェース機能はLogicやDigital Performerなど各社のDAWソフトに対応されていると思われますので、今までより対応の幅が大きいのが良い点です。またランプがついたことでより分かり易くなりました。
今回お借りしたイベントスペースの向かいにあるRock oN Companyではゆったりと最新機材のチェックも出来ますのでオススメです。
■その他
Macで音楽クラブにはメンバー有志によるアコースティックバンド［MMCAT］があります。
先日5月19日にさいたまスーパーアリーナ前で行われた「けやきひろば 春のビール祭り」ライブに参加しました。
日本中の地ビールや、海外のビールを賞味しながらライブを楽しめるイベントとなっており、沢山のお客様が詰めかけました。
午前中ながら強い日差しに負けない演奏が最高でした。もちろんその後は各地の地ビールを賞味したのは言うまでも有りません。乾杯～！
ライブ音源を掲載いたしますので是非お聴き下さい。
次回の定例会は7月7日（土曜日）にルノアール 新宿小滝橋店 会議室にて予定しております。
（ブログ担当：ノグチ）
（価格は紹介時のものであり、変動する事があります）
日時：2012年6月2日（土）15：00～18：00
場所：株式会社メディア・インテグレーション
本社オフィスのイベントスペース
参加人数：10名
ゲスト：株式会社メディア・インテグレーション 富田様
今回は株式会社メディア・インテグレーション様のご厚意により、イベントスペースを特別にお借りしました。誠にありがとうございました。また、３時間の大枠で行いました。
～重要なお知らせ～
Macで音楽クラブの公式ホームページはMobileMe終了のため6月30日をもって終了となります。今後はこのページが公式ページとして存続いたしますので、よろしくお願いします。
■UNVEIL（須藤）
４月の定例会で紹介したZynaptiq社［UNVEIL］ですが、芝さんから好評のためリクエストをいただきましたので、再度ご紹介いたしました。
ライブ録音で過剰に付いたホールリバーブを取り除く事が出来ます。意図しない残響を減らしたりする他にも、生音で後から処理する積極的な活用法もありますね。６月末まではお買い得269ドルとなっています。
波形が右から左へ流れるように動き、リバーブ成分が減少しているのが見て取れます。
まずはシンプルでリバーブが分かりやすい曲に効果を掛けてみましたが、はっきりと自然に消えているのが分かります。
次に大瀧詠一の曲でもやってみました。この場合若干不自然な音となりました。なぜなら曲がリバーブ込みでアレンジされているため、素の部分が出てしまうためなようです。これはすごいですね。（デモ版もありますのでお試し下さい）
■iConnectMIDI（株式会社メディア・インテグレーション 富田様）
特別ゲストとして富田様から［iConnectMIDI］のご紹介をいただきました。
iConnectMIDIはコンパクトながらもメタルで出来ており丈夫です。適度な重さがあるため、安定して据え置く事が出来ます。
一番のメリットはiPhone、iPadなどのiOS機器とMacなどパソコン、そしてMIDI機器をすべて接続出来る点にあると思います。（Dock-USBケーブルが付属しているのでiPhoneでも接続可能）
MIDI入出力端子とUSB端子があり、前面USBポートにハブを接続すると最大８台まで接続可能。さすがに外部電源が必要なのでACアダプターが付属しています。
一点気をつけておいた方が良い事があります。［OP-1］などMIDIクロック信号を常に送信している機器ですと、仕様上MIDIループが発生する事があるため注意が必要との事です。詳しくはこちらのページをご覧下さい。
MIDIのルーティングについては［PortManager］というソフトを用います（無料）。Macでは無く、iOSソフトで制御する点が時代を感じます。
［Korg MicroKontrol］を弾いてみます。MIDI信号がiConnect MIDIを通してiPadの［Sunrizer Synth］を鳴らせる事が出来ました。また、接続を切り替えMIDI対応のアナログシンセ［technosaurus MICROCON 2］を鳴らしてみたりと自由自在ですね。
途中で紹介していただいた［Ohphiron］もちょっと気になるソフトでした。
■Circle（株式会社メディア・インテグレーション 富田様）
アナログモジュラー型ソフトシンセサイザーの［Circle］です。開発者が自分の作った音の信号の流れが視覚的にわかるようにと作ったそうです。そのため、初心者でも非常に分かり易い操作性を持っています。
ホームページからプリセットが無料でダウンロード出来ますので、気に入ったパッチを見つけて、それがどうやって作られているかを見てみるのも楽しいですね。
価格も6,980円とお得となっております。（元々は27,300円で販売していたもの）
多彩な波形が用意されており音色も豊富にできそうです。各ユニットの左にある目印をドラッグ＆ドロップで移動させる事で、その効果を簡単に加えることが出来るのが独創的で楽しいです。
詳しくはビデオチュートリアルで体感ください。
■Dropbox（須藤）
お伝えした通りもうすぐMobileMeのサービスが終了しますので、MobileMeの一部であるiDiskの共有サービスも終了となります。
そこで今後の無料のオンラインストレージサービスとして須藤さんから［Dropbox］を紹介いただきました。
DropboxはWEB上に自分専用のハードディスクを持つことのできるオンラインストレージサービスです。専用のアプリをインストールすると自分のパソコン専用フォルダ内がDropboxエリアとなり自動的にサーバーとリンクします。
例えばPublicフォルダに曲を置いて、その曲だけのURLコピーしてメールなどで連絡することで、ブラウザー上でその曲だけを聴いたりする事が可能となります。
iPhoneやiPadなどにも対応しています。
今までのような全員で一つのスペースを共有する事は出来ないようですが、各個人が管理した状態でやり取りできますので古いファイルをどうするかなどの手間が省けます。
■KORG nano kontrol 2（須藤）
nanoシリーズが「２」にバージョンアップしました。写真はnano SETでありますので３台あります。それぞれ左が初代、右が２となります。
特に［nano kontrol 2］は進化しています。
今まではMIDIコントロール信号を割り合てていたため、Logic以外では同時に複数の制御が不可能でした。「２」ではコンロール・サーフェース機能がついたことで、一度に４つのフェーダーを動かすということも可能になりました。
コンロール・サーフェース機能はLogicやDigital Performerなど各社のDAWソフトに対応されていると思われますので、今までより対応の幅が大きいのが良い点です。またランプがついたことでより分かり易くなりました。
今回お借りしたイベントスペースの向かいにあるRock oN Companyではゆったりと最新機材のチェックも出来ますのでオススメです。
■その他
Macで音楽クラブにはメンバー有志によるアコースティックバンド［MMCAT］があります。
先日5月19日にさいたまスーパーアリーナ前で行われた「けやきひろば 春のビール祭り」ライブに参加しました。
日本中の地ビールや、海外のビールを賞味しながらライブを楽しめるイベントとなっており、沢山のお客様が詰めかけました。
午前中ながら強い日差しに負けない演奏が最高でした。もちろんその後は各地の地ビールを賞味したのは言うまでも有りません。乾杯～！
ライブ音源を掲載いたしますので是非お聴き下さい。
次回の定例会は7月7日（土曜日）にルノアール 新宿小滝橋店 会議室にて予定しております。
（ブログ担当：ノグチ）
（価格は紹介時のものであり、変動する事があります）
