2012年5月定例会が行われました。
日時:2012年5月5日(土)15:00~18:00
場所:喫茶室ルノアール 新宿小滝橋通り店
参加人数:11名

R0011250.jpg

今回も1時間延長して3時間の大枠で行われました!

■会計報告(橘、柄)

R0011246.jpg

2011年度の会計報告があり、監査もあわせて問題無いことを確認しました。会計の橘さん、監査の柄さんありがとうございました。併せて今年度Macで音楽クラブの行動予定も発表されました。


■オリジナル曲紹介(オヤマ、あらせ、笹川)

R0011253.jpg

前回に引き続き、オリジナル曲を持ち寄りましょうという企画です。今回発表しましたのは3人でした。
オヤマさんは飼っている子犬をテーマにした可愛いらしい曲をLogic Proでループを組み合わせ制作されました。

R0011273.jpg

あらせさんはしっとりとした曲をDigital Performerでアコースティックギターとベース、そしてボーカルを生録音しています。以前にも紹介したBand-in-a-Boxオケ制作の方法で、曲の下地を作って効率よく作業されていました。

R0011300.jpg

笹川さんはLogicでの制作です。メロディだけは制作途中のようでしたがアレンジは流石なものがありました。一部のフレーズはパーツのように別で作ってあり、後から組み合わせる考えが印象的でした。

3人ともそれぞれ未完成の部分がありましたので、来月までに仕上げる事となりました。まだの方も是非ご参加ください。(定例会に参加出来ない方はネットで集める方法をとります)


■Logicの使い方教えて!(オヤマ)

R0011266.jpg

Logic Pro 9で音楽制作の疑問に皆さんからアドバイスが寄せられ、併せて裏技などを紹介しました。その中から幾つかを記述します。(そのため項目の番号が飛びます)

4)ソフト音源のドラムパターンから一部の音だけ他の音源に差し替えたい場合(紹介:K2)

R0011296.jpg

ピアノロールの左側にある鍵盤で差し替えたいキーをクリックすることで、その音だけ選択出来ます。そこでカットします。
次に別トラックを作り、ペーストする時にメニューバー[編集]から[オリジナルの位置にペースト]するとそのトラックにカットしたノートが移ります。(K2さんがLogicer.comさんのイベントで得た情報を元にしています)

5)Logicに取り込んだMP3などの曲を、ピッチを変化させずに「速く」あるいは「遅く」する方法(紹介:芝)

R0011297.jpg

ローカルメニューバー[オーディオ]から[テンポを検出]を選び、[テンポに従う またはFlexを有効にする]にチェックを付けてOK。その後曲のテンポはどれですか?といくつか候補が出る場合がありますので、実際のテンポに近いと思われる数値を選択します。

R0011283.jpg

もう一つの方法として、一時的な速度変更があります。(紹介:K2)

トランスポートバーの辺りで右クリック[トランスポートバーをカスタマイズ]します。
何故かここだけ日本語訳されていない[Varispeed]にチェックを付けてOKすると[+ー]のボタンがトランスポートバーに追加されます。それをクリックしてONします。

R0011295.jpg

真ん中にオレンジ色で[速度のみ]が表示されるので、---%の所を上下にマウスドラックすると数値が変化し、速度も変化します。
テンポを遅くした状態で生録音し元に戻すなど、早弾きでは難しいフレーズでも録音がし易くなりますね。

9)その他

Logic Pro 9になってからPDFマニュアルが無くなり大変不便になりました。HTMLのマニュアルに移行したためのようです。しかし、最近USアップル公式のサイトにPDFマニュアルが掲載されている事が分かりました。(紹介:K2)

ご入用の方はこちらからLogicヘルプページに行き左のリスト[Logic Pro 9 ユーザーズマニュアル]をダウンロード下さい。(日本語版のリンクに更新しました)(K2さんがLogicer.comさんのイベントで得た情報を元にしています)

ベロシティの上げ下げ一つでも各々やり方が違うのが参考になり興味深い内容でした。


■Digital Performerでのピッチ修正の使い方(須藤)

R0011268.jpg

あらせさんの曲を使ってピッチ修正をする方法を紹介しました。
コーラス部分のピッチの気になる部分を修正してみます。

R0011281.jpg

シーケンストラックを開き予めサウンドバイトのテイクを複製してオリジナルを残しておきます。
左側のプルダウンメニューよりピッチを選択します。そうするとオーディオ波形の現在のピッチが分かるようになります。

ピッチが不揃いなため多少凸凹している部分が有りました。それらをマウスで掴んでみるとあたかもmidiノートのように上下に音程移動できます。そこで、前後のフレーズから判断して凸凹している部分を平にして修正しました。

ピッチを揃えても内部の細かいニュアンス(音程差)が残っているのがわかるように表示されています。ですので自然な感じでピッチを修正出来ます。

このように、Digital Performerでは非常に精細な修正が可能となっています。対して、Logicでは自動で大まかな修正しか出来ない為、別途購入する必要がある[Melodyne]などを組み合わせ利用しています。


■サウンドハウスツアー報告映像(ノグチ)

R0011308.jpg

千葉県成田市にある[サウンドハウス]は楽器通販では大手であり、とても有名のお店です。実は通販だけでなく本社2階にショールームがあり、楽器や照明機器の展示など行われています。

先日有志の方が集まり、実際ショールームに行ってきた模様をDVD動画で紹介しました。

SANY0002.jpg

京成成田駅から15分程度タクシーに揺られて到着しました。
工業団地の一角にあり、倉庫と本社機能など一体化したショールームです。ショールームは一般の楽器店と違って店員さんがいないので心行くまで演奏を楽しめます。逆にいうと説明もしてもらえないので、予め下調べをしておく必要がありますね。

2012-05-06-20-39-17.jpg

もちろん購入も可能で、在庫があればその場で受け取る事が可能となっています(実際は2階がショールームなので1階の引き渡し所へ行きます)。ここでしか見られないサウンドハウスの激安オリジナル?ブランド[PlayTech]や[Classic Pro]などを触る事が可能となっているのがポイントですね。

2012-05-06-20-40-23.jpg

ツアー参加者が生き生きとショールームを見てました。場所が場所だけに購入意欲が高まってしまいます(笑)。
クレジットカードは使えませんが最近代引きが無料となったのもメリット大ですね。



次回の定例会は6月2日(土)の予定となっております。

(ブログ担当:ノグチ)