「Macで音楽クラブ 2017年9月定例会」のレポートです。
開催日時:2017年9月2日(土)15:00~18:00
開催場所:喫茶室ルノアール 新宿小滝橋通り店
■セール情報(ノグチ)
以前から度々お伝えしているWAVESのセール情報です(掲載時点で終了しています。8/29〜9/4頃まで本家・代理店共に開催されていました)。11月頃のBlack Fridayのセールが有名なのですが、今回はなぜか少し早く開催しています。もちろんBlack Fridayも行うのでしょう。
今回の目玉としてはバンドルパック「WAVES Platinum」通常259,200円するものが、なんと22,800円として提供されていることです(日本の代理店価格)。バンドル以外にも単体で3,280円と格安になっています。
ソフトウェア製品ですので、手厚いサポートはいらない方やオンライン決済のみになりますが本家WAVESサイトや、海外の代理店からの購入もアリですね。その海外の代理店の一つ「Audio Deluxe」ではさらにクーポンなどの値引きがあり、15,000円ほど(円換算)でWAVES Platinumを買えてしまいます。
詳しい方法は[こちらのページ]で紹介されていましたのを参考にしました。
須藤さんからは、WAVESソフトのインストールやライセンス確認方法や、アップグレードの方法、製品の総合サポートサービス「Waves Update Plan」の期限の確認方法をお伝えしました。
この内、アップグレードの紹介へ移ります。アップグレードとはGold→Plutinumのように上位バンドルを買う際に割引価格で購入できる方法です。
まず、[www.waves.com]からMy Account→Upgradesと進みます。
今まで購入したものが一覧となります。チェックボックスに印をつけていき、右側の「Get Upgrade Options」を押しますとその下に各種バンドルなどが割引価格で一覧となって表示され、アップグレード出来るようになります。
今回はセール期間中でしたので、さらにそこから割り引いた価格になりお得となっています。
製品の総合サポートサービス「Waves Updade Plan」の確認方法は[www.waves.com]からMy Account→Get Waves Update Planと進みます。
製品と期限がこのように一覧となって表示されます。購入登録してから1年後が無償期限となります。
チェックをいれると下部よりサポート期間の延長が有償で出来るようになっています。対象製品が多いと金額も大きくなりますが、上限が設定されていますので多い場合は一括で行った方が費用が少なくすみます。
さらに「I hereby confirm that I run all products on one machine at a time」日本語では「私はここで一度に1台のマシンですべての製品を実行することを確認します。」に同意出来る方はチェックを入れると値段が下がります。
なかなか分かりにくいものがありますので有用な情報でした。小林さんは毎回新規で購入されていて、この方法は知らなかったそうです。芝さんはこの情報より、今回もその場でPlutinumを購入されました。
その他の関連する話題に、伊藤さんから「Abbey Road Vinyl」について質問がありました。
■KORG iMono/Poly(ノグチ)
コルグのアナログシンセサイザー名機「Mono/Poly」がiOSアプリ「KORG iMono/Poly」になりました。4VCOの重厚なサウンドが特長となっています。
音色など基本的にはMac/PCの[KORG Legacy CollectionのMono/Poly]と同一と言って良いと思います。Legacy版は最大同時発音数が128音ですが、iMono/Polyは32音となっています。Legacy版からiMono/Polyへ作成した音色を移すことも出来ます。
iMono/Polyの特長としては、タッチパネルなので音色調整がし易く、カオスパット機能で音色変化を連続的に起こすことが出来ます。また、実機には無い強力なエフェクター2機、バーチャルパッチを使う事が出来ます。
KORG Gadget上では「Montpellier」として使用する事が出来ます。こちらはより狭いスペースになりますので、スイッチで表示を切り替えて行う事になります。操作性は落ちますが特長あるサウンドが使えるのはメリットが大きいです。
Web情報によると、初期のGadget音源はこのMono/Polyのシステムをカスタマイズして制作されているとの事です。9/30までは33%オフの2,400円で販売されています。
■新曲の紹介(ノグチ)
KORG Gadgetより制作した新曲を紹介しました。タイトルは「Some Thing」。今回はChianmaiという音源をドラムとコーラス音以外すべてに使用しています。(すみませんが現時点での音源公開はありません)
この音源はFM音源的な音が出ると言って良いでしょう。Bell音など金属的な音やパッド音などを得意としています。Gadgetはどちらかというと低域中域重視のアナログシンセが多い中で、高い周波数が出る音源は存在感があります。
その他の話題としてAppleスペシャルイベントの日時の確認と、iOS11の[サポートページ開設]がありました。
■曲アレンジをしてみよう企画(ノグチ・利谷)
[2017年7月定例会]から始まった企画で、笹川さんとノグチがメロディーとコードのみの曲を用意し、各自がアレンジをしようという事になりました。今回はノグチが笹川さん曲を、利谷さんがノグチ曲をアレンジしたものを紹介しました。
・ノグチ
笹川さん曲をタンゴ調にアレンジしました。Logic Pro Xのループ素材からMIDIループを抜き出し、そこからコードに合うように調整しています。
特長あるフレーズは簡単に作れませんが、素材のクセを残しつつピアノやDrummerからパーカッションなどを加えてバッキングの調整を行いました。その場で他のパーカッションも試してみました。
メロディにヴァイオリンを使用したので、イントロやハーモニーとしてホルンが担当しています。アレンジを聴いた笹川さんにも喜んでいただいたようでなによりです。
・利谷
ノグチ曲をシンセアレンジしました。最近購入されたMacBook Proをお持ちし、DAWのCubaseで制作しました。
新しい環境のCubaseに移行して間も無いためオーディオインターフェイスの設定で躓きましたが、OSとソフトのサンプリングレートを調整する事で無事鳴らす事が出来ました。
メロディはくずしているものの特長的な部分を残しており、利谷さんらしいアレンジに仕上がっていました。その後Halion Sonic SE2やGroove Agent SE4を触りながらソフトの紹介になりました。
その他の話題として、伊藤さんよりヘッドホンの音像を前方からの広がりに改善すると言われるイヤーパッド、[YAXI stPad2]の紹介がありました。また、K2さんより[プログレ関連グッズの展示会]の紹介などがありました。
2017年10月の定例会は10月7日(土)15時〜18時です。場所は喫茶室ルノアール 新宿小滝橋通り店 第1会議室で開催予定となっております。
随時見学を承っていますので、お気軽にご参加ください。ご希望の方はご連絡を頂いてからとなっておりますので、お手数ですが以下のメールアドレス宛にお名前と参加予定日をお知らせください。
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