2016年6月定例会が行われました。
日時:2016年6月4日(土)15:00~18:00
参加人数:14名
■Olasonic TW-S7(長峰)
[Olasonic TW-S7]はUSB接続のスピーカーです。たまご型の特徴がある形をしています。2台一組のセットで、専用の台座(インシュレーター)も付属しています。
スピーカーとMacはUSB接続のみでオーディオ信号接続と電源供給が行われます(アナログ入力は無し)。ACアダプターなど別途不要でコンセントを気にせずに使えるので便利ですね。
Macから音源を試しに鳴らしてみました。
非常にコンパクトにもかかわらず、大音量で元気な音が出ており結構低域も出ます。
通常USBの供給電力では非常に限られた量しか供給されないのですが、この機種では小音時にコンデンサーに充電して大音量時に吐き出すことで、力強い出力が可能となっています。
音質はこのように非常に良いのですが、リバーブ成分を聴きとりにくい性質があるようです。
試しにGarageBandで出力を行ってみました。リバーブ量を中位まで上げないとはっきり聴こえませんでした。ですので、普段聴きには全く問題ないのですが、楽曲のミキシングには不向きなようです。
■Olasonic TW-S7(長峰)
[Olasonic TW-S7]はUSB接続のスピーカーです。たまご型の特徴がある形をしています。2台一組のセットで、専用の台座(インシュレーター)も付属しています。
スピーカーとMacはUSB接続のみでオーディオ信号接続と電源供給が行われます(アナログ入力は無し)。ACアダプターなど別途不要でコンセントを気にせずに使えるので便利ですね。
Macから音源を試しに鳴らしてみました。
非常にコンパクトにもかかわらず、大音量で元気な音が出ており結構低域も出ます。
通常USBの供給電力では非常に限られた量しか供給されないのですが、この機種では小音時にコンデンサーに充電して大音量時に吐き出すことで、力強い出力が可能となっています。
音質はこのように非常に良いのですが、リバーブ成分を聴きとりにくい性質があるようです。
試しにGarageBandで出力を行ってみました。リバーブ量を中位まで上げないとはっきり聴こえませんでした。ですので、普段聴きには全く問題ないのですが、楽曲のミキシングには不向きなようです。
お持ちいただいた専用ケースは別売りだそうですが、持ち運びには便利ですので揃えておきたいですね。
■無料セールのアプリ紹介など(ノグチ)
iOSアプリの期間限定無料セールがありましたので紹介しました。
・Audiobus(アプリ間でオーディオ信号をやりとりできます。セールは終了)
・Loopy HD(録音した短いフレーズを組み合わせて、簡単に曲制作ができます。セールは終了)
続いて、IK Multimediaのセールを紹介しました。
・iRig Keys、iRig Padsなど対象製品購入者に、SanpleTank 3フル版をプレゼント!
(二度延長があり、6月30日までとなりました)
・IK創立20周年記念Fully Loaded Guitar Interfacesプロモ!
(AmpliTube 4 Deluxe for Mac/PCがプレゼント。7月31日まで)
いずれも数万円相当のソフトがプレゼントされるので、ハード代よりプレゼントされるソフトの方が高いという逆転現象も起きています。気になる製品がありましたらお勧めです。
■KORG Gadgetアプリで新曲と、nanoKONTROL Studio(ノグチ、須藤)
須藤さんからお借りした、[KORG nanoKONTROL Studio]はUSBでもBluetooth接続(ワイヤレス)でも繋がるフィジカルコントローラーです。ボタンが光るようになっています。
さっそく[KORG Gadget]をBluetooth MIDI接続を試してみました。ちょっと上手くいかない事もありましたが、接続後は安定して使う事が出来ました。(個人的な感覚では他のメーカーでもBluetooth MIDI接続はなぜかスムーズにいかない時もありますので、現時点ではそういうものなのでしょう)
[KORG Gadget]アプリでは最適化されたモードに自動的になり、各トラックにフェーダーが割り当てられるようになっています。もちろん、各種DAWソフトにも対応したモードが用意されています。
同じように姉妹機の[KORG nanoKEY Studio]という演奏向きのコントローラーも発売されましたので、こちらも気になる製品ですね。
今回もGadgetで制作した新曲を紹介しました。タイトルは「Tangible Patch」。Gadget音源のChiangmaiが奏でる、シーケンフレーズが美しい曲となっています。存在感のあるiM1と、Kievのコンビネーション音色も良いですね。
ちなみに、今回は須藤さんより説明用にマイク「Shure SM63L(リンク先はSM63)」をお借りしています。コンパクトなミキサー「dbx goRack」も相性が良いですね。
■Studiomux(ノグチ)
iPad/iPhoneのアプリから出力した音声やMIDIをMac/PCに送る事ができるアプリの紹介です。
Studiomuxを立ち上げると、このような画面になります。縦にトラックが並んでいます。
オーディオ出力はInter-App-AudioかAudiobusに対応しています。ここではInter-App-AudioでGadgetをIトラックに登録しました。
Mac側には、あらかじめ専用ソフトとAudioUnitsやVSTのプラグインをインストールしておきます。そうする事でLogicのソフト音源として出てきます。認識していれば機種名とアプリ名が出てきます。
重要な点としてはiPadとMacをUSB接続する事です。無線で出来ると勘違いしがちなので、注意しておきましょう。
この状態でMIDI出力をiPad側へ送る事が出来るので、iPadのアプリをLogicのソフト音源のように扱う事が出来ます。また、ソフト音源出力をBus出力してオーディオトラックの入力で受ける事により、音声を録音する事が出来ます。
この後、MidiクロックでLogicからGadgetの同期が出来る事も確認しました。(同期はアプリ側で対応している必要があります)
テンポを変えたりしてもしっかり追従しています。わずかな遅れはありますが、感じとしては悪くないです。なかなか興味深いアプリですね。
■iOS GarageBandの新機能(芝)
[iOS GarageBand]がアップデートされました。新機能として中国の楽器とループが追加となっています。
ちなみに楽器の方はなぜか隠し機能となっており、通常では出てきません。
出し方としては、まずSmart Keyboardなど音源ウィンドウにします。そして右上の設定よりー詳細ー中国の楽器をオンにする事で、音源ウィンドウに楽器Erhu(二胡)、Pipa(琵琶)が出てきます。
簡単な操作で、中国楽器の特徴的なフレーズを簡単に奏でる事が出来ます。これは使っていて非常に楽しいです。中国の皆さんにはデフォルトでONになっているようですが、これは世界中の方に開放した方が良いと思います。
■Transcribe!(山白)
[Transcribe!]はMac/PCに対応した、耳コピに有用となるソフトです。
部分ループ再生やピッチ調整、スロー再生、イコライザーなどでカットするなど主要な機能は備わっています。カラオケ再生モードもあるので、歌以外を強調する事も可能です。
曲中のピッチを解析する事により、キーボード表示の上に楽曲中のピッチが強く出ている部分を山型に表示してくれます。
アドリブの解析などにも役立ち、実際に楽曲の書籍を出版されている方でも使用例があるそうです。
■iRig BlueTurn(小林)
[iRig BlueTurn]はバックライト付きBluetooth接続のフットペダルです。
先月の定例会で話していた、Bluetooth接続の何かとはこの機種を購入されたそうです。これを使い譜面アプリのページめくりを足で操作する事が出来ます。弱くボタンが光っているので、ライブなど暗い場面でも確認出来ます。
単四電池2本で動作します。片手で持てるほどのコンパクトサイズながら、フットペダルですので頑丈な作りをしています。
次はiPad Airより楽譜が大きく表示が出来る、iPad Proに興味が湧いているそうです。
その他に、芝さんよりCubasis LEの話題、須藤さんよりインターネット経由でオーディオ信号をやりとりできるAudioUnitsプラグイン、「AUNetSend」「AUNetReceive」の紹介がありました。
7月の定例会は7月2日(土)15時〜18時です。場所は喫茶室ルノアール 新宿小滝橋通り店 第1会議室で開催予定となっております。
随時見学を承っていますので、お気軽にご参加ください。ご希望の方はご連絡を頂いてからとなっておりますので、お手数ですが以下のメールアドレス宛にお名前と参加予定日をお知らせください。