2011年5月定例会が行われました。
日時:2011年5月7日(土)16:00~18:00
場所:喫茶室ルノアール 新宿小滝橋通り店
参加人数:10名

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Soundboard 2(須藤)

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いわゆる「ポン出し」に適したソフトです。「ポン出し」とはイベントや舞台などの進行に合わせて、効果音や楽曲をタイミングよく鳴らす作業をいいます。(価格は5,250円)

他のこの手のソフトは業務用で高価でありますが、安価でしかも日本語化されています。

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須藤さんは仕事でこのソフトの運用にiPadを加えています。Air DisplayというiPadをMacの拡張モニターに出来るソフトを使い、Macの画面をiPadとミラーリングさせ、イベントが見易い離れた位置からでも、タイミング良く音を鳴らす事ができます(Wi-Fi環境が必要)。

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Soundboardはループ、音量の操作が可能で、iTunesなどに取り込んだ音を角ボタンに配置して、それぞれ名前を振っておく事で分かり易く出来ますね。また、Audio Unitsなどのプラグインを掛ける事ができます。

このソフトはDJ用としても使えるそうです。ただし、フェードイン・フェードアウトは出来ないので注意です。
私たちのイベントでも使ってみたいですね。

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OmniDazzle(ノグチ)

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マウスポインタの場所に赤い円など表示する事により、マウスポインタの場所を分かり易く表示してくれます。この機能がMac上でのプレゼンを補助してくれます。

エフェクトを楽しむソフトであり、数種類ある機能は実用的には?なのもあります。他には「FlashLight」というのが、スポットライトみたいにその場所だけ明るくしてくれるので、これも使えそうですね。

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Spicy Guitar(ノグチ)

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ソフトウェア音源のプラグインであり、AudioUnits、VSTなどに対応しています。アコースティックギターをモデリングで音を出しています。

音に関していえば、シミュレーションもほど良く頑張ってはいますが、あともう一歩という印象もあります。しかし、最大のポイントが機能に特徴があるということです。

それはコード判別機能で、例えば鍵盤で3音だけ弾く事で、自動的にコードを判別して、ギター6弦分を鳴らしてくれます。そのコードはもちろんギターの演奏に沿ったものなので、リアルな響きが再現出来ます。

また、「ドミソ」をまず弾いて、「ソ」を押しっぱなしで、「ド」「ミ」を交互に鍵盤を弾くと、ギターのアップダウンストロークを再現して音を出すことが出来ます。設定画面で音色や空間処理、ストロークの速さなども調整でき、細かいニュアンスを調整できます。

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このソフトとLogic Proを組み合わせて簡単な曲を作ってみました。オケの中に入ると結構馴染んでますね。なんと、これがフリーウェアなんです!。


■新しいMacBook Pro(ノグチ & あらせ more)

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今年の春に発売されたMacBook ProはそれぞれCPUも速くなったのですが、それはさておき、新しいマシンにはThunderbolt(サンダーボルト)が付いています。

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Thunderboltは、データ転送速度が最大10Gbps。FireWire 800ポートの12倍以上、USB 2.0ポートの最大20倍高速ということで期待されている規格です。

すばらしい規格ですが、弱点は未だに対応の周辺機器が発売されていない事。早く出ると良いですね。(ThunderboltポートはMini Displayポートとしては普通に使えます)


■自宅録音の様子(あらせ)

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ボサノヴァ仲間で自宅録音をした様子を見せて頂きました。自宅内にレコーディングブースを備えてあり、仲間内でワイワイ楽しみながらの様子が伺えました。

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制作はBand-in-a-boxでリズムや伴奏の下地を作って、DP7で録音。マイクは、AKG214(414の弟分)。スピーカーは、YAMAHA MSP3


iPad2とiPadアプリ紹介(K2)

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白いヤツを発売日の朝に買いました!Wi-Fi 64GBタイプです。
しかし、外で使おうとするとWi-Fiですと電波が弱い環境と分かり、3Gがやはり良いと思ったそうです。
そこで考えを切り替え、K2さんの用途は、やっぱり楽器となりました!

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・・・とソフト紹介の前に、プロジェクターとiPad2をApple VGAアダプターで接続しています。iPad2では完全ビデオミラーリングが出来るようになってます。これはプレゼンに大きな効果がありますね。

MUSIC LIFE+

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電子ブックアプリです。
Vol.1はビートルズ特集ということです。Vol.2のクイーン特集にもメンバーの生声があります!。バックナンバーは有料ですが、この2つは無料でダウンロード出来ます(アプリも無料)。

SWITCH

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こちらも電子ブックアプリです。現在はすべて無料です。
去年の10月号から今年の5月号までの紙面だけでなく、アプリのみの動画などのコンテンツも無料ダウンロードできます。そのうち有料化されるのかもしれませんのでお早めに。

Discovr

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視聴しながらアーティストを調べることが出来ます。関連動画なども検索されます。
面白いのは、アーティストを選択すると、つながりがある人を解析して表示してくれます。詳しくは分かりませんが、演奏者繋がりやジャンルなどで自動的に選別しているようです。(115円)

フーリエタッチ

タッチしている場所の周波数が出て音を奏でます。よく分からないのですが真ん中にフーリエ級数の波形が出るようですね。iPadを傾けたりする事で、音程を変化させる事ができます。(無料)

Bloom HD

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環境音楽の作曲で知られるブライアンイーノが制作に関わっているアプリ。
どこでも好きな所を適当にタッチするだけで、環境音楽を演奏したり出来ます。自動演奏モードもあり。ずっとこのアプリの音をバックに流していたくなるような、心地良いサウンドを奏でます。オススメアプリです。(450円)

Beatwave

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言ってしまえばハードで出ていたあの機器を真似たアプリ。おまけにカラーだから本家よりも奇麗です。(無料)

ReBirth

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90年代に流行ったMac/PC版「ReBirth」がiPadに移植。Mac版と違い2つの指を使い同時に別々のコントローラーを回すことが出来ます。(1200円)

h.fbk

ギターのフィードバック音が好きな人に、その音をシミュレートするだけの目的のアプリ。そのシンプルさが気に入っているそうです。(iPhoneアプリ、無料)

Mugician

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ピアノなどの実機をアプリ化したものは、どうしてもディスプレイ上のキーボードの操作感がなじめない、といった方もいるのではないでしょうか。このアプリは独特な配置で、縦軸がギターの並びと同じになっています。ギター弾きには入りやすいかも。

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ここで一曲披露して下さいました。スライドする事でポルタメントが掛かり微妙な表現が可能です。
せっかくのタッチパネルなので、入力方法は従来のものに縛られないはず。それを考えると、このアプリは実に良く考えられています。(無料)

K2さんは、「有料は一日1ケまでと決めています」。
皆さんからおもわず拍手が(笑)


■2010年会計報告(橘)

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2010年度の会計報告がありました。この報告を受け、Macで音楽クラブでは2011年度も例会やイベント開催など、情報交換や共有の場として多いに活用出来る様に続けていきます。




次回の例会は6月4日(土)14:30より、新宿ルノアール小滝橋店にて開催予定となっています。

(価格は例会開催時のものであり、変動する事があります)
(ブログ担当:ノグチ)