2011年1月定例会が行われました。
日時:2011年1月8日(土)16:00~18:00
場所:喫茶室ルノアール 新宿小滝橋通り店
参加人数:11名
明けましておめでとうございます。Macで音楽クラブを本年もよろしくお願いします。
■iReal Book(オヤマ)
「iReal Book」は簡単にコード譜を書けるソフトです。iOS(iPhone/iPad)バージョンの他にも、MacOSバージョンなどがあります。
このiOS版はiPadの大きな画面に、タッチ入力でコード譜を簡単に入力できます。
また、コード進行にそって自動演奏させる事も出来るので、音を鳴らしてのチェックも可能です。コード進行はテンプレートが多数インストールされていています。
かの有名なコード進行を思わせるものもありますが、コード譜だけなら著作権にひっかからないそうで、ソフト価格に上乗せされていないようです。良いアイディアですね。
このソフトに関連して出た話として、マイクスタンドにiPadを固定出来る「iKlip」が最近発売されました。この組み合わせで、ライブでもバッチリ使えるかもしれませんね。
■MIDI Trail(ノグチ)
「MIDI Trail」はMIDIデータを3次元に可視化するソフトです。MacOS、Windowsバージョンがありフリーウェアです。
midiデータを読み込むとそれぞれのトラックごとに色分けされて3次元の中に表示されており、その中を再生しながら自由に視点移動ができます。あたかも宇宙空間を自由に飛行している気分で楽しめるので、とても楽しいです。
美しくてクールな画面に、皆くぎづけになりました。
再生音はQuickTimeの内蔵音源で簡単に鳴らす事が出来、外部のmidi音源にも割り当てる事も可能です。
midiノートをシャワーの様に鍵盤に降らせるモードもあり、こちらもオススメです。ピッチベンドが入ると鍵盤が左右に揺れたりと小技も効いています。
■GarageBandのレッスン(ノグチ)
Mac App Storeで単体でも購入出来るようになった「GarageBand'11」ですが、付属している「レッスン」を使ったことがありますか?
レッスンにはギター編とピアノ編があり、ピアノだけで基本8種類、ポップピアノ6種類、クラシックピアノ4種類のレッスンを無料で学習する事ができます。
今回はピアノ編を紹介しました。KORG nanoKEYを接続して実際にレッスンを体験してみます。今回は鍵盤数が足らないので2台同時使用しています。(nanoシリーズは生産終了ですので、検討されている方はお早めに)
レッスンは学習(Lesson)、練習(Practice)、演奏(Play)に分かれており、順に進める事で理解を深める形になっています。
画面上方に講師(ティムさん)の動画に合わせて、演奏を学んでゆくスタイルです。
画面下方に講師の弾いた部分や指使いを自動的に同期して表示されており、分かり易くなっています。
音量は、講師の演奏音、講師の声、自分の楽器、伴奏パートごとにそれぞれを調整する事が出来ます。また、再生速度をゆっくりにしたり、メトロノームをON&OFFする機能もあり充実しています。
実際に演奏してみました。うまく弾けなかった所は色分けして表示されています。大きく間違うと赤く弾いた音が表示され一目で分かります。画面左下には演奏が正確に出来たかをパーセントで表示されます。
履歴も別画面で見られますので、練習する事で上達意欲が湧くようにうまく工夫されています。
今回紹介しなかったギターの方も同じようなスタイルで学習出来ます。またアーティストレッスンという、海外で有名なアーティストによるレッスンも別途購入出来ます。独学には良いツールですのでぜひ試してみてください。
■自作スピーカースタンド(関)
自作のスピーカースタンドを紹介して頂きました。
自作という事もあり、スピーカーにぴったりのサイズで制作出来るのが良い点ですね。また、手にお持ちいただいた自作のオーケストラCD「碧き清流(実演版)」を引き続き販売しているそうですので、ご興味のある方は関さんのホームページをご覧下さい。
■おもしろハードウェアの紹介(須藤)
・Analog Volume Leveling Adaptor(SRS Labs)
オーディオの音量を均一して安定感を持たせる事ができるハードです。以前iTunesでVolume Logicというプラグインがありました(開発終了)が、それのハードウェア版といえば分かり易いでしょうか。
昔の曲は音量感が小さく、最近の曲は音量感が大きくて曲毎に手動でコントロールするのは面倒です。そのような場合にこれを付けるとある程度一定の音量で快適に聴く事が出来るようになります。須藤さんは車や自宅用に4つほど購入されたそうです。すごいですね。
この商品はホームページよりデモを見て頂けるとよく分かりますのでご参照下さい。
日本でも購入出来るところはあるようですが、上記で参照しているホームページからは日本への配送が出来ないようですのでご注意ください。
MacのAudio UnitsプラグインとしてはWAVES MV2など最近はマスタリング用のプラグインは充実しています。
・dockStubz
iPhone、iPadに外部機器をDockコネクタに接続すると、1ポートしか無いので基本的に充電が出来なくなり、ライブなどでは途中で電池が無くなると困る場合があります。そんな時に便利なものを紹介して頂きました。
DockコネクタとiPad Camera Connectionの間に挿んでいる黒い部品がそれにあたります。ここからUSBケーブルを接続して、外部USBポートなどにより充電をする事ができます。
■その他エトセトラ
・カルワザクーポンでiTunes Cardがお得!(ノグチ)
現在終了していますが、サークルKサンクスではiTunes Cardを約13%ほど割引して販売していました。今までの実績で年に何回か割引している時がありましたので、次回に期待しましょう。
・Mac App Store(K2)
今年始めに開始された「Mac App Store」を見ていたら、懐かしいソフトが色々と出てきました。
「Auto Sampler」というソフトは一音ごとに自動的にサンプリングしてくれるソフトです。
サンプラーに人力で一音一音ずつ録音入力していく作業は、大変な労力ですね。それを自動化出来るので便利でしたが、制作されたサンプルは膨大な量になるため扱いずらかったそうです。
「Keymap Pro」も同じようにサンプルファイルを作成でき、EXS24などに対応しています。
まだまだ開始直後なので音楽アプリケーションは少ないそうです。開発に参入する方はチャンスかもしれませんね。
※Mac App StoreはApp Storeと同じように1クリックで買えますが、より高額な商品が沢山ありますのでご注意下さい。
来月の例会は2/5(土)15時~18時、ルノアール小滝橋通り店で3時間拡大で行う予定です。
特別ゲストが予定となっています。
(ブログ担当:ノグチ)
日時:2011年1月8日(土)16:00~18:00
場所:喫茶室ルノアール 新宿小滝橋通り店
参加人数:11名
明けましておめでとうございます。Macで音楽クラブを本年もよろしくお願いします。
■iReal Book(オヤマ)
「iReal Book」は簡単にコード譜を書けるソフトです。iOS(iPhone/iPad)バージョンの他にも、MacOSバージョンなどがあります。
このiOS版はiPadの大きな画面に、タッチ入力でコード譜を簡単に入力できます。
また、コード進行にそって自動演奏させる事も出来るので、音を鳴らしてのチェックも可能です。コード進行はテンプレートが多数インストールされていています。
かの有名なコード進行を思わせるものもありますが、コード譜だけなら著作権にひっかからないそうで、ソフト価格に上乗せされていないようです。良いアイディアですね。
このソフトに関連して出た話として、マイクスタンドにiPadを固定出来る「iKlip」が最近発売されました。この組み合わせで、ライブでもバッチリ使えるかもしれませんね。
■MIDI Trail(ノグチ)
「MIDI Trail」はMIDIデータを3次元に可視化するソフトです。MacOS、Windowsバージョンがありフリーウェアです。
midiデータを読み込むとそれぞれのトラックごとに色分けされて3次元の中に表示されており、その中を再生しながら自由に視点移動ができます。あたかも宇宙空間を自由に飛行している気分で楽しめるので、とても楽しいです。
美しくてクールな画面に、皆くぎづけになりました。
再生音はQuickTimeの内蔵音源で簡単に鳴らす事が出来、外部のmidi音源にも割り当てる事も可能です。
midiノートをシャワーの様に鍵盤に降らせるモードもあり、こちらもオススメです。ピッチベンドが入ると鍵盤が左右に揺れたりと小技も効いています。
■GarageBandのレッスン(ノグチ)
Mac App Storeで単体でも購入出来るようになった「GarageBand'11」ですが、付属している「レッスン」を使ったことがありますか?
レッスンにはギター編とピアノ編があり、ピアノだけで基本8種類、ポップピアノ6種類、クラシックピアノ4種類のレッスンを無料で学習する事ができます。
今回はピアノ編を紹介しました。KORG nanoKEYを接続して実際にレッスンを体験してみます。今回は鍵盤数が足らないので2台同時使用しています。(nanoシリーズは生産終了ですので、検討されている方はお早めに)
レッスンは学習(Lesson)、練習(Practice)、演奏(Play)に分かれており、順に進める事で理解を深める形になっています。
画面上方に講師(ティムさん)の動画に合わせて、演奏を学んでゆくスタイルです。
画面下方に講師の弾いた部分や指使いを自動的に同期して表示されており、分かり易くなっています。
音量は、講師の演奏音、講師の声、自分の楽器、伴奏パートごとにそれぞれを調整する事が出来ます。また、再生速度をゆっくりにしたり、メトロノームをON&OFFする機能もあり充実しています。
実際に演奏してみました。うまく弾けなかった所は色分けして表示されています。大きく間違うと赤く弾いた音が表示され一目で分かります。画面左下には演奏が正確に出来たかをパーセントで表示されます。
履歴も別画面で見られますので、練習する事で上達意欲が湧くようにうまく工夫されています。
今回紹介しなかったギターの方も同じようなスタイルで学習出来ます。またアーティストレッスンという、海外で有名なアーティストによるレッスンも別途購入出来ます。独学には良いツールですのでぜひ試してみてください。
■自作スピーカースタンド(関)
自作のスピーカースタンドを紹介して頂きました。
自作という事もあり、スピーカーにぴったりのサイズで制作出来るのが良い点ですね。また、手にお持ちいただいた自作のオーケストラCD「碧き清流(実演版)」を引き続き販売しているそうですので、ご興味のある方は関さんのホームページをご覧下さい。
■おもしろハードウェアの紹介(須藤)
・Analog Volume Leveling Adaptor(SRS Labs)
オーディオの音量を均一して安定感を持たせる事ができるハードです。以前iTunesでVolume Logicというプラグインがありました(開発終了)が、それのハードウェア版といえば分かり易いでしょうか。
昔の曲は音量感が小さく、最近の曲は音量感が大きくて曲毎に手動でコントロールするのは面倒です。そのような場合にこれを付けるとある程度一定の音量で快適に聴く事が出来るようになります。須藤さんは車や自宅用に4つほど購入されたそうです。すごいですね。
この商品はホームページよりデモを見て頂けるとよく分かりますのでご参照下さい。
日本でも購入出来るところはあるようですが、上記で参照しているホームページからは日本への配送が出来ないようですのでご注意ください。
MacのAudio UnitsプラグインとしてはWAVES MV2など最近はマスタリング用のプラグインは充実しています。
・dockStubz
iPhone、iPadに外部機器をDockコネクタに接続すると、1ポートしか無いので基本的に充電が出来なくなり、ライブなどでは途中で電池が無くなると困る場合があります。そんな時に便利なものを紹介して頂きました。
DockコネクタとiPad Camera Connectionの間に挿んでいる黒い部品がそれにあたります。ここからUSBケーブルを接続して、外部USBポートなどにより充電をする事ができます。
■その他エトセトラ
・カルワザクーポンでiTunes Cardがお得!(ノグチ)
現在終了していますが、サークルKサンクスではiTunes Cardを約13%ほど割引して販売していました。今までの実績で年に何回か割引している時がありましたので、次回に期待しましょう。
・Mac App Store(K2)
今年始めに開始された「Mac App Store」を見ていたら、懐かしいソフトが色々と出てきました。
「Auto Sampler」というソフトは一音ごとに自動的にサンプリングしてくれるソフトです。
サンプラーに人力で一音一音ずつ録音入力していく作業は、大変な労力ですね。それを自動化出来るので便利でしたが、制作されたサンプルは膨大な量になるため扱いずらかったそうです。
「Keymap Pro」も同じようにサンプルファイルを作成でき、EXS24などに対応しています。
まだまだ開始直後なので音楽アプリケーションは少ないそうです。開発に参入する方はチャンスかもしれませんね。
※Mac App StoreはApp Storeと同じように1クリックで買えますが、より高額な商品が沢山ありますのでご注意下さい。
来月の例会は2/5(土)15時~18時、ルノアール小滝橋通り店で3時間拡大で行う予定です。
特別ゲストが予定となっています。
(ブログ担当:ノグチ)