2010年7月定例会が行われました。
日時:2010年7月3日(土)16:00~18:00
場所:喫茶室ルノアール 新宿小滝橋通り店
参加人数:9名(USTREAM参加:2名)

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■USTREAM配信(オヤマ)

※今回も会員の方のみにお知らせしています。

本日は中継&音声を担当されることが多い須藤さんが諸事情により参加できなかったため、オヤマさんがUSTREAM配信をしました。機材などベストな環境では無いため多少手間取ったりした部分はありましたが、まずまずのクオリティでの中継が出来ました。

音声はWebカメラ内蔵の機能がMacOS Xに対応しておらず、外部マイクで調整しましたがセッティングに合わなかったため、MacBook Proの内蔵マイクを利用しました。

・Webカメラ:ELECOM UCAM-DLU130HSV

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・パソコン:MacBook Pro Core i7 15インチ(新規購入されました!)

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・ソフト:ManyCamとWebブラウザ

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ManyCamのエフェクトで遊んでみました。

USTREAM中継ですが、申し訳ございませんがもうしばらくの間は会員のみの告知とさせて頂きます。
お詫びと訂正いたします。
(2010.7.19更新)


■iPad用音楽アプリケーションの紹介(長峰)

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iSequence for iPad

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価格:1700円
本格的なシーケンスソフト。モバイル環境で本格的に楽曲制作ができます。前回の例会からの続きで、ミキサー画面での操作を紹介しました。

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2つのロータリースイッチを調整することにより、再生しながらでも各パートのエフェクト量を変更することができるので、ライブパフォーマンスに使えそうです。

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また、シーケンス画面下のイコライザー量を指でなぞる事により、ダイナミックに音を変化させることもできました。これはiPadらしい操作方法ですね。

MultiTrack DAW

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価格:1200円
マルチトラック・レコーダー。最大で24のステレオトラックが再生でき、44.1kHzの16ビットで録音再生ができます。また、外部よりオーディオを取り込み貼付けて再生できます。
音声データをパソコンから取り込み場合は「Wi-Fi」ボタンをクリックし、URLが表示されますので、そこにアップロード&ダウンロードしたりできます。

MobileMeがその機能を付けてくれたらいいのにと考えていた所、実はMobileMeには同期する機能があるので、それが使えるかもしれないと芝さんより情報がありました。

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MultiTrack DAWで実際に使えるかはその場ではわかりませんでしたが、あると便利な機能ですね。ちなみに芝さんはLogic Proの作成データでMoblieMeを活用されており、複数のパソコンでのデータを同期できるので便利だそうです。

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<ちょっとメモ>
「システム環境設定」の「MobileMe」を開き(一番下の)iDisk同期:入にすることで同期開始します。
他にも様々なサービスがあり設定できますので、60日間フリートライアルなどでお試しください。


■iPod for iPadと共演できる楽器系アプリ(長峰)

iPadの機能であるiPodアプリケーションは他のアプリと違ってバックグラウンド楽曲を再生しつつ、別のアプリケーションを同時に起動する事ができます。
この機能を使い、共演できる楽器系アプリケーションを紹介しました。

Percussive

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価格:115円
グロッケン/カリンバ/シロフォン/マリンバを選択して演奏できます。
音色はちょっと固い音なので好みがわかれそうです。

iPodアプリケーションのリズム曲をバックグラウンドで流しながら、グロッケンで演奏しました。こういった楽しみもiPadならではでしょう。

ちなみに、この再生しながら演奏する方法はアプリケーションによって、出来るものと出来ないものがありますのでご注意ください。
他のソフトではMellotronics M3000 for iPadはOKでした。


■iPadにも使える周辺機器の紹介(ノグチ)

iPadやMacなどでも工夫次第で色々使える、低価格なグッズを紹介しました。

・Portable laptop stand

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iPadやMacBookなどで使えるスタンドです。これと同じ製品でMacGizmo beetle(価格:3000円ほど)があります。

コンパクトに折り畳む事が出来、携帯用の袋が付属しています。所々金属の部分があり丈夫で、足の部分が8cmほど延長可能になっています。iPadのような小さいものから、15インチMacBook Proくらいのサイズまで対応しています。足の部分にゴムが使われており、多少の力をいれてもずれにくいようになっています。

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写真上方にあるのは、長峰さんご購入の色違いのMacGizmo beetleです。

傾斜角度を調整できるので、自宅ではMacBookを比較的高い角度にして置き、メインモニターである24インチの液晶ディスプレイと高さを合わせる事で両方のディスプレイを見やすい位置に置く事ができます。

・100円ショップのスタンド

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iPadのスタンドとしてだけなら、低価格な100円ショップで売っている写真用のイーゼルを転用することも可能です。

TUNEWEAR SOFTSHELL for iPad(保護ケース)

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ゴムのようなしなりがあり、ケースをiPadに簡単に装着することができます。衝撃に強くケース自体が割れにくいです。液晶保護フィルムのアンチグレアタイプとセットになっておりお得感があります。(価格:3000円)

その他にApple iPad Caseに似たノーブランドケース(価格:2000円)も、秋葉原で調達しました。磁石での開閉ロック機能があります。(iPad wifi+3Gの場合、内蔵されているコンパスが磁石により不具合が出る可能性があります)

・MacBook放熱用グッズ

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100円ショップで売っているゴム製のドアのストッパー(小さいタイプ)を転用しました。2個100円です。

パソコンの下に敷く事により、本体と設置面の間に隙間を作る事ができます。MacBookやMacBook Proはデザインのためか、放熱のための空気取入口と排出口がヒンジの隙間にしかなく、その部分が特に高熱になりやすいです。
隙間を作ってあげる事により、本体底面からも放熱し易くなるので、これからの季節は有用となると思います。

また、本体に若干の傾斜をつける事ができるので、キーボードが打ち易くなり手の負担が減ります。


■iPad音楽アプリケーションの紹介その2(ノグチ)

ouiLead for iPad

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価格:無料(iPhone版もあり)
シンプルなポリフォニック・FMシンセサイザーです。元々は初音ミクの動画にある楽器を作ってみようと言うコンセプトの様で、デザインがそれを模しています。

このソフトの特徴は鍵盤の位置でタッチしている部分を左右に動かすと、音程を変化させる事ができます。バイオリンのように細かく左右に動かす事により、ピッチを変化させてビブラートの様に演奏する事ができます。また、鍵盤内の上下部分はベロシティに対応しており、タッチ位置や工夫次第でより表情をつけた演奏が可能です。

同時発音数は4音になっています。音がシンプルなのでエフェクトなど外部でつけてあげると良いかもしれません。

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このソフトはiPadならではの機能が興味深く、笹川さんからも意見が寄せられました。

これに近いソフトではドリームシアターのメンバー、ジョーダン・ルーデスが開発に関わったもので、MorphWizがあります。こちらもなかなか面白そうなアプリケーションですね。

iSteelPan

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価格:無料
ドラム缶から作られた音階のある打楽器のスティールパンを模したソフトです。おそらく実際の特有な音程配列になっており、結構メロディを弾くには練習が必要ですが、慣れれば実際の楽器でも応用できそうです。簡単なチュートリアルもあります。

つい最近バグ修正がなされ、大分楽しめるアプリケーションとなりました。まだ若干音割れする部分がありますので、バージョンアップを期待しています。


iphone 4の紹介(オヤマ)

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左がiPod Touch 1G、中央がiPhone 3GS、右がiPhone 4

つい先日発売されましたiPhone 4(16GB)をオヤマさんがご購入されました。
iPhone用のiMovieを使った映像編集をレビューされました。Mac用と同様簡単に編集する事ができ面白そうです。また、動画も実際見てみましたが、かなりスムーズな映像でクオリティが高くなっています。

(本体価格:一括では46,080円、プランにより各種割引あり)

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来月はMultiTrack DAWなどを使いiPadで録音を考えています。オーディオ入力にも対応できるという噂のApple iPad Camera Connection Kitが人気のため、品物がまだ届きませんが、次回の例会までには届くと思います。
これを使って裏技のオーディオインターフェースを繋げて実験する予定です。

次回の例会は8月7日(土曜日)16時よりを予定しています。

(価格は掲載時のもので変動します)
(ブログ担当:ノグチ)