2009年11月定例会が行われました。
日時:2009年11月6日(土)16:00~18:00
場所:喫茶室ルノアール 新宿小滝橋通り店
参加人数:13名
■プロジェクターDell 4610X(PLUS)の紹介(須藤)
映像入力はVGA×2、S-Video、コンポジットビデオ、HDMI、出力はVGAがありその他に無線でも接続できます。WindowsとMacに両対応しているところが良いですね。
無線で接続する場合は専用のアプリケーションが用意されていてインストールします。
同時に4台分を画面に表示できユーザー数は20まで登録可能。映像は以前の機種より明るく見やすくなりました。照明を点灯している部屋でも問題ありません。今回は試しで4台繋げました。同時プレゼンも可能です。
※撮影したデジカメとプロジェクターの相性により色がおかしくなったり周りが暗く見える事がありますが、実際は正常な色あい、十分な明るさで画面を見る事が確認できました。
2009年11月時点:13万9千円から4万円ほど特別割引で購入しました。
■テキストベースの音源開発ソフトChucKの紹介(タオカ)
リアルタイム音響合成、作曲、パフォーマンス、音響分析といった用途に特化したプログラミング言語です。オープンソース(無料)となっています。
見たところ簡単なフレーズならそれほど難しくなく触れそうです?。C言語ベースだそうなのでタオカさんは学習する取っ掛かりとしても利用されたとの事です。
ソフトはコンパイルしなくても再生でき複数ファイルを同時に開くことが出来ます。またAULabを使って外部音をAudioUnitsプラグインでかけ録りをできます。(AULabは別途Xcodeをインストールすることにより同時に入ります)
対応OS Mac(OS 10.3.9~ PowerPC、Intel)Win、Linux
■デジタルパッチベイの制作&紹介(タオカ)
(黒色の入出力端子が並んで見えるラックが該当製品です)
部品はトモカ電気で購入。サウンドハウスでも購入できます。部品代は全部で15000円ほど。
パソコン内部での作業に外部のものをデジタル経由で追加する際に便利になると思いつき制作されました。パッチベイの規格は決まっていてイーサネットなども同じ規格なので、色々な場面で使うことが出来るそうです。
■Korg nanoKONTROL専用プラグインの紹介(芝)
従来はLogic用テンプレートを読み込んで使うというものでした。これでも便利でしたが内部的にはmidi信号のやり取りを行っているようで、反応や操作性が今一使いづらいものがありました。
今回あらためて紹介したLogic専用プラグインはLogicを起動後に自動で認識されるようになりました。Logic内部での専用コントローラとして認識され同時に複数のフェーダー操作などがスムーズに動くように、また切り替えの反応もよくなり使い勝手が大幅に良くなりました。
Logicメニューの「Logic/環境設定:コントロールサーフェス:設定」で確認出来ました。
(実験)複数接続するとどうなるか?
→2台つないだ所、ちゃんと認識しました(これは良い!)
(思わず身を乗り出すK2さん)
2009年11月現在:6000円弱ほどで購入できます。
■Korg WAVEDRUMの試奏(芝)
メーカーではパーカッション・シンセサイザーというジャンルで呼んでいます。ヘッドの部分を手やスティックなどで叩いたり、擦ったり、引っ掻いたりすることにより信号を送り変換して色々な音色を出すことができます。1994年に発売された初代WAVEDRUMに続く2代目の製品です。
ヘッドの部分を押し込むことによりピッチの変化をさせる音色もあります。プリセットを編集する事も出来ますが、3桁の文字のみなのでちょっと面倒そうです。また、スピーカーは内蔵されていないので外部出力させるかヘッドホンで聴く必要があります。
こういう製品は実際触ってみるのがいいですね。楽しくてパワフルな音が出ます!購入された芝さんの子供たちにも人気だそうです。なお、アコースティック楽器のように音が大量に出ることは無いですが、防音はされていないので叩けばそれなりに打撃音はでてしまいます。家で使う方ご注意を。
音はKorg USAのデモ動画をどうぞ。
2009年11月現在:約5万円ほどで購入できます。
■Microsoft Bluetooth Number Padの紹介(須藤)
Bluetooth接続の10キーです。Macではドライバなしで認識されます。Apple他社製なのにMacBook Proなどと何故かデザインも似合いますね。単4電池1個使用します。Macでは実際の10キー(説明が難しいですが)として認識しているので、ゲームなどで方向キーの代用や、DigitalPerformerなどDTMソフトの再生&停止などアサインをするキーとして使うことができます。
対応OS Mac(OS 10.2~)&Win
2009年11月現在、約4,800円ほどで購入できます。
■MOTU Digital Performer 7の紹介(須藤)
MacOS 10.6 Snow Leopardに対応した新製品です。主な新機能にアンプシミュレータ、スピーカーキャビネット・シミュレータ、コンパクト・ギターエフェクターなどが標準で付属してギタリストにとって使いやすくなりました。ライバルのLogic 9も同じようにギタリストに対しての機能を強化しており競争が激しくなりそうです。
また、細かい部分ではイベントリストの文字のズレが直ったようです。表示されている文字部分をクリックしても編集できず、適当にずれた部分をクリックしなければなかったのですが解消されました。
2009年11月現在:74800円(定価)
■AudioUnitsプラグインの紹介(須藤)
・iZotope alloy
ミキシング用統合プラグインです。同社製Ozoneは主にマスタリング用統合プラグインとして有名ですが、alloyはチャンネルストリップ的に使う方が向いています。お気に入りの機能として「トランジェット」というのがあります。音の立ち上がりを強調して余韻を残さないような加工をすることができます。
アナログレコード盤が再生により劣化し鈍ってしまった音などを修復したりするのに使用するそうです。また、調整によりリバーブを掛けすぎたものを落とすような(余韻を残さない)こともでき、逆にマイナスにすることで立ち上がりの音をゆるめることも出来ます。
2009年11月時点での価格:249ドル(定価)
・SSL X-Orcism
時節柄ぴったりのハロウィンプラグインです。ジャックランタンの絵を回転させることにより、ピッチ修正やディレイを加えたりして不気味な音色に加工できます。ボーカルに掛けて声質を変えるとおもしろい声になりますね。無料でダウンロードできます。
対応OS Mac(AudioUnits)&Win(VST)
その他、Digital Performer 7上でAudioUnitsプラグインのWaves L1、RNDigital inspector XLの動作確認をしました。
■TAPCO SW10の紹介(須藤)
サブウーファーでアンプ内蔵のタイプですが、PA用の機材よりも遥かに軽いので(それでも10kg以上ですが・・)デモで持ち運びも可能です。特に小さなスピーカーで聴く時には効果がありますね。
2009年11月時点での価格:42,800円
運搬用に別途購入されたケースはLPレコードケースとして販売されているものですが、サイズがちょうど同じなのでピッタリ合いました。ナイス・アイディアですね。
(ブログ担当:ノグチ)
日時:2009年11月6日(土)16:00~18:00
場所:喫茶室ルノアール 新宿小滝橋通り店
参加人数:13名
■プロジェクターDell 4610X(PLUS)の紹介(須藤)
映像入力はVGA×2、S-Video、コンポジットビデオ、HDMI、出力はVGAがありその他に無線でも接続できます。WindowsとMacに両対応しているところが良いですね。
無線で接続する場合は専用のアプリケーションが用意されていてインストールします。
同時に4台分を画面に表示できユーザー数は20まで登録可能。映像は以前の機種より明るく見やすくなりました。照明を点灯している部屋でも問題ありません。今回は試しで4台繋げました。同時プレゼンも可能です。
※撮影したデジカメとプロジェクターの相性により色がおかしくなったり周りが暗く見える事がありますが、実際は正常な色あい、十分な明るさで画面を見る事が確認できました。
2009年11月時点:13万9千円から4万円ほど特別割引で購入しました。
■テキストベースの音源開発ソフトChucKの紹介(タオカ)
リアルタイム音響合成、作曲、パフォーマンス、音響分析といった用途に特化したプログラミング言語です。オープンソース(無料)となっています。
見たところ簡単なフレーズならそれほど難しくなく触れそうです?。C言語ベースだそうなのでタオカさんは学習する取っ掛かりとしても利用されたとの事です。
ソフトはコンパイルしなくても再生でき複数ファイルを同時に開くことが出来ます。またAULabを使って外部音をAudioUnitsプラグインでかけ録りをできます。(AULabは別途Xcodeをインストールすることにより同時に入ります)
対応OS Mac(OS 10.3.9~ PowerPC、Intel)Win、Linux
■デジタルパッチベイの制作&紹介(タオカ)
(黒色の入出力端子が並んで見えるラックが該当製品です)
部品はトモカ電気で購入。サウンドハウスでも購入できます。部品代は全部で15000円ほど。
パソコン内部での作業に外部のものをデジタル経由で追加する際に便利になると思いつき制作されました。パッチベイの規格は決まっていてイーサネットなども同じ規格なので、色々な場面で使うことが出来るそうです。
■Korg nanoKONTROL専用プラグインの紹介(芝)
従来はLogic用テンプレートを読み込んで使うというものでした。これでも便利でしたが内部的にはmidi信号のやり取りを行っているようで、反応や操作性が今一使いづらいものがありました。
今回あらためて紹介したLogic専用プラグインはLogicを起動後に自動で認識されるようになりました。Logic内部での専用コントローラとして認識され同時に複数のフェーダー操作などがスムーズに動くように、また切り替えの反応もよくなり使い勝手が大幅に良くなりました。
Logicメニューの「Logic/環境設定:コントロールサーフェス:設定」で確認出来ました。
(実験)複数接続するとどうなるか?
→2台つないだ所、ちゃんと認識しました(これは良い!)
(思わず身を乗り出すK2さん)
2009年11月現在:6000円弱ほどで購入できます。
■Korg WAVEDRUMの試奏(芝)
メーカーではパーカッション・シンセサイザーというジャンルで呼んでいます。ヘッドの部分を手やスティックなどで叩いたり、擦ったり、引っ掻いたりすることにより信号を送り変換して色々な音色を出すことができます。1994年に発売された初代WAVEDRUMに続く2代目の製品です。
ヘッドの部分を押し込むことによりピッチの変化をさせる音色もあります。プリセットを編集する事も出来ますが、3桁の文字のみなのでちょっと面倒そうです。また、スピーカーは内蔵されていないので外部出力させるかヘッドホンで聴く必要があります。
こういう製品は実際触ってみるのがいいですね。楽しくてパワフルな音が出ます!購入された芝さんの子供たちにも人気だそうです。なお、アコースティック楽器のように音が大量に出ることは無いですが、防音はされていないので叩けばそれなりに打撃音はでてしまいます。家で使う方ご注意を。
音はKorg USAのデモ動画をどうぞ。
2009年11月現在:約5万円ほどで購入できます。
■Microsoft Bluetooth Number Padの紹介(須藤)
Bluetooth接続の10キーです。Macではドライバなしで認識されます。Apple他社製なのにMacBook Proなどと何故かデザインも似合いますね。単4電池1個使用します。Macでは実際の10キー(説明が難しいですが)として認識しているので、ゲームなどで方向キーの代用や、DigitalPerformerなどDTMソフトの再生&停止などアサインをするキーとして使うことができます。
対応OS Mac(OS 10.2~)&Win
2009年11月現在、約4,800円ほどで購入できます。
■MOTU Digital Performer 7の紹介(須藤)
MacOS 10.6 Snow Leopardに対応した新製品です。主な新機能にアンプシミュレータ、スピーカーキャビネット・シミュレータ、コンパクト・ギターエフェクターなどが標準で付属してギタリストにとって使いやすくなりました。ライバルのLogic 9も同じようにギタリストに対しての機能を強化しており競争が激しくなりそうです。
また、細かい部分ではイベントリストの文字のズレが直ったようです。表示されている文字部分をクリックしても編集できず、適当にずれた部分をクリックしなければなかったのですが解消されました。
2009年11月現在:74800円(定価)
■AudioUnitsプラグインの紹介(須藤)
・iZotope alloy
ミキシング用統合プラグインです。同社製Ozoneは主にマスタリング用統合プラグインとして有名ですが、alloyはチャンネルストリップ的に使う方が向いています。お気に入りの機能として「トランジェット」というのがあります。音の立ち上がりを強調して余韻を残さないような加工をすることができます。
アナログレコード盤が再生により劣化し鈍ってしまった音などを修復したりするのに使用するそうです。また、調整によりリバーブを掛けすぎたものを落とすような(余韻を残さない)こともでき、逆にマイナスにすることで立ち上がりの音をゆるめることも出来ます。
2009年11月時点での価格:249ドル(定価)
・SSL X-Orcism
時節柄ぴったりのハロウィンプラグインです。ジャックランタンの絵を回転させることにより、ピッチ修正やディレイを加えたりして不気味な音色に加工できます。ボーカルに掛けて声質を変えるとおもしろい声になりますね。無料でダウンロードできます。
対応OS Mac(AudioUnits)&Win(VST)
その他、Digital Performer 7上でAudioUnitsプラグインのWaves L1、RNDigital inspector XLの動作確認をしました。
■TAPCO SW10の紹介(須藤)
サブウーファーでアンプ内蔵のタイプですが、PA用の機材よりも遥かに軽いので(それでも10kg以上ですが・・)デモで持ち運びも可能です。特に小さなスピーカーで聴く時には効果がありますね。
2009年11月時点での価格:42,800円
運搬用に別途購入されたケースはLPレコードケースとして販売されているものですが、サイズがちょうど同じなのでピッタリ合いました。ナイス・アイディアですね。
(ブログ担当:ノグチ)