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Macで音楽祭り2014』が開催されました。ここではその模様をお伝えします。



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Macで音楽祭り2014」はMacやiPhoneなどでの音楽制作や、音楽・音響周辺機器メーカーによる最新製品などを紹介するイベントです[入場無料]。日時は2014年12月7日(日)11時~16時、場所は関東ITソフトウェア健保会館会議室(大久保)にて開催。
主催 Macで音楽クラブ、共催 Japan Logic User Group、出展社 IK Multimedia、ディリゲント、フロンティアファクトリー、メディア・インテグレーション。



■セミナープログラム4:Sound Canvas for iOS(ローランド株式会社 協力)

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Sound Canvas for iOSは2015年2月現在発売中です。こちらをご覧ください。

(以下は紹介当時の記事となります)

Rolandといえば、SC-55などのSound Canvasシリーズも名機であり、昔の音源をiPhoneやiPadに移植してほしいというご要望は以前からあったそうです。今回そのシリーズがiOSアプリとして復活します。(画面は開発途上の物を紹介しています)

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画面の上部はSC-88などの前面パネル部分をそのまま模しています。下部の左は各パートのボリュームなどの表示がされ調整可能です。右はMIDIファイルを読み込んでのチェインプレイが可能となっています。

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見た目は当時の音源のままですが、肝心の音もほぼ当時の音源のままになっています。ただし、リバーブや空間系の演算処理が良くなっているので、当時よりも音の抜けは良くなっています。

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音色はカテゴリ表記されており、その中に分けられています。SC-8820 Map、SC-88Pro、SC-88、SC-55、CM-64とマップが搭載されていますので、実機のように切り替えられます。パネル表示からALLボタンを押してPARTボタンを順々に押す事で、順々に音源(MAP)が切り替わります。

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MIDIファイルをiTunesのファイルブラウザーで読み込む事で、SONGリストから選んで再生する事が出来ます。
 
このアプリはCoreMIDIに対応していますので、DAWから外部音源としても使えるようになっています。発売は1月〜2月頃を予定しています。

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司会のコメント)SC-55が発売されていた頃というとユーザーのMIDIファイル投稿が全盛期で、Niftyフォーラムなどに力技の作品がアップロードされていました。Guitarをどれだけ似せるかなど、正に魂をこめていた時代でした。このアプリでノスタルジックな気分に浸る事が出来ますね。

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パネル表示にある「曲購入」ボタンより、プレーヤーとしての画面に切り替わります。カラオケ用途としても制作されていますので、通信ジュークからカラオケ再生機として機能します。

画面左下にはボーカル、ベース、ギターなどのONOFF機能がありますので、練習したいパートだけOFFにする事も可能となっています。
ありがとうございました。



■Macで音楽祭り2014記事一覧

Macで音楽祭り2014イベントレポート(プログラム)1:フロンティアファクトリー
Macで音楽祭り2014イベントレポート(プログラム)2:IK Multimedia
Macで音楽祭り2014イベントレポート(プログラム)3:メディア・インテグレーション
Macで音楽祭り2014イベントレポート(プログラム)4:SoundCanvas for iOS(ローランド株式会社 協力)
Macで音楽祭り2014イベントレポート(プログラム)5:Macで音楽クラブ
Macで音楽祭り2014イベントレポート(プログラム)6:Japan Logic User Group
Macで音楽祭り2014イベントレポート(展示ブース)