『Macで音楽祭り2011』ご来場いただき、まことにありがとうございました!。イベントの模様をお伝えします。
2011年7月2日(土)に開催され、MacやiPhone、iPadなどのアップル製品を使った音楽制作の紹介や、音楽・音響周辺機器メーカーによる最新製品など紹介や展示を行うイベントでした。
■プログラム(プレゼンテーションステージ)リポート8
<株式会社コルグ>
iELECTRIBE、iMS-20、monotribeを繋ぐ同期テクノロジー
シンクの新たなスタイルを提唱するコルグが、「WIST(Wireless Sync-Start Technology)」や「SyncKontrol for monotribe」に使われる技術を開発チーム自ら徹底解説します。
デモンストレーターは株式会社コルグ 福田 氏
同じくデモンストレーターは株式会社コルグ 大田 氏
コルグ製品の同期テクノロジー[WIST]の紹介をしました。
WIST(Wireless Sync-Start Technology)により、[iELECTRIBE]、[iMS-20]、[iELECTRIBE Gorillaz Edition]、[monotribe]には[SyncKontrol for monotribe](iOSアプリ)を使用して、WISTに対応していれば同期しながらワイヤレス接続が可能になっています。
2台のiPadでデモをします。 WISTをONすることで問題なく同期していることが確認できました。
テンポの違う曲を同期してみます。
マッシュアップ風に遊んでみても良いし、2台をリズムボックスに見立ててトラックメイキングをするのも良いですね。
WISTによりiPadとmonotribeを同期してみます。monotribeはアナログ機器ですが、iPhoneからの音声信号をSync in端子に繋げることにより、同期が可能です。
iPhoneアプリの[SyncKontrol for monotribe]はタップテンポの設定や、monotribe本体では出来ないスイングの設定も可能。
リアルアナログな楽器とiPadを同期することで、今まで違ったアピールを音楽制作に加える事が可能です。
そして最後に、成功率50%という技をご紹介しました。それは会場の皆さんとネットワークMIDIで繋いでみようという実験です。
MacBook Proからネットワークを作成します。
AudioMIDI設定よりネットワークを作成します。
シンクレイテンシーがあるので、Abelton Liveよりプラグイン用のレイテンシー補正をかけます。
会場の皆さんがお持ちのiPadなどでネットワークに参加して、iELECTRIBE、SyncKontrolを立ち上げ待機状態にします。
ネットワーク画面にそれぞれ接続待ちの機器が表示されていますので接続します。
会場で一斉に音が鳴りだしました!無事成功したようです。同期って楽しいですね。ありがとうございました。
◆Macで音楽祭り2011紹介記事
・イベントレポート(プログラム)1 株式会社コルグ
・イベントレポート(プログラム)2 株式会社エムアイセブン ジャパン
・イベントレポート(プログラム)3 ベスタクス株式会社
・イベントレポート(プログラム)4 株式会社メディア・インテグレーション
・イベントレポート(プログラム)5&10 株式会社ハイ・リゾリューション
・イベントレポート(プログラム)6 Macで音楽クラブ
・イベントレポート(プログラム)7 アールテクニカ株式会社
・イベントレポート(プログラム)8 株式会社コルグ
・イベントレポート(プログラム)9 ベスタクス株式会社
・イベントレポート(展示ブース)1 出展社
・イベントレポート(展示ブース)2 Macで音楽クラブ
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