◼️2001〜2007年10月以前の過去記事コーナー

2001年頃よりMacで音楽クラブはホームページを制作しておりましたが、2007年11月まで記事の保存がありません。今回、Internet Archiveよりいくつか復元出来た記事がありましたので、その内画像の残っていたものを拾い上げました。

(2001.10.5クロール)

「第2回Macで音楽セミナー2001」を開催しました!
多数お集まりいただきましてありがとうございます。

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(2002.1.14クロール)

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曲作りがんばるゾと橘さん

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New iMacのカタログを手にする松野さん/芝さん

(2002.6.1クロール)

iWeek(大阪)の様子がインターネットラジオに

Macで音楽クラブ・副会長Auroraさんがゲスト出演しているのでチェ〜ック!

fm GIG

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中央:Aurora(両側はfm GIGさん)

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御礼

iWeek2002ブースにご来場いただき、ありがとうございます
ステージ出演しました

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御礼

MacWorld Expo東京・ユーザーグループブースにご来場いただき、ありがとうございます

ExpoオリジナルCDは完売
Expo会場内シアター講演も大盛況でした

Expo前日シアター講演の音をチェック(Sutoh)

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客席で音チェック

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Photoshopでステージ前に出すテロップを作成するAurora

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シアター講演「Macで簡単! デスクトップ・パーソナル・スタジオ」

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ブースの準備もバッチリ!

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会員No. 68 Sutohさん経営のスタジオ「マイクロサウンド」見学

(イベントでのプレゼン説明記事)

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このステージでは,もっとも一般的なモデルであるiBook(Dual USB ,G3/500MHz)を使っていかに音楽CDが簡単に作れるかをお見せいたします。MIDIとオーディオを融合し,iTunesを使ってオーディオCDを焼き上げるのがゴールです。

必要な機材はiBookの他,FireWireをインターフェースにしたオーディオコンバータMOTU828,SC-8820(MIDI音源),ボーカル用マイク(SHUREの SM57),ギター(Fender Stratocaster),POD(ギター用エフェクタ),そしてケーブル類です。これらは以下のように接続されています。

wiring

ソフトウエアはMOTUのDigital Performer3.0を使用します。もちろんCubase VSTやLogicでも同じことができます。楽曲は誰にでも分かりやすいロックンロールです。

●作業工程

1 簡単にSC-8820で曲のラフスケッチを作ります。楽器構成は,ドラム,ベース,オルガン,ピアノ,ギター,サックス(メロデイライン)です。
ドラムは市販されているデータ集の中から使えそうなものをコピーペーストしています。
ベースはよくある8分音符の連打です。

bass

オルガンはアクセント的に入ります。

organ

ピアノは2コーラス目に変化を持たせるために高音部分を不協和音で連打します。
ロックンロールではよくやる演奏方法です。

organ


2 サックスの部分を人間が歌い,ギター音色の部分は本当のギターを弾いて録音します。そのためこの2つのトラックは用済みなのでミュート(消音)します。また,仕上げはCDというオーディオ媒体なので,MIDI音源の演奏自体もオーディオとして録音してステレオ2チャンネルにミックスしなければならない点に注意してください。

3 ギターとサックス以外のSC-8820の演奏をステレオトラックに,ボーカルとギターをそれぞれモノラルトラックに,計4トラックを一気に録音します。この時,最初のシンバルのカウント「ワン,ツー,スリー,フォー」の「フォー」を予め消去しておきましょう。あとでリバーブをかけてから削除すると,カウントの残響成分が残ってしまうからです。

count

4 4トラックの同時録音が出来たらもうSC-8820の演奏は必要がなくなるので,MIDIトラックはすべてミュートします。ここからはすべてオーディオトラックを聴くことになります。

5 録音したボーカルの音量はバックにまけてしまっていますので,もっと前面に出すためにリミッターをかけます。リミッターはオーバーレベルにならないように0デシベルの所で頭を押さえつつ,全体の音量を上げます。いわゆる下駄を履かせるというやつです。

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6 わずかにピッチの揺れてしまったボーカルに対してピッチ補正のエフェクト(AutoTune)をかけて安定させます。

7 マスタートラックを作成し,サウンド全体にクラブ系のルームリバーブをかけます。厳密に言えば,マスタートラックにリバーブをかけるということは,ドラムのバスドラにもリバーブがかかってしまうのですが,ここではCPUにあまり負荷をかけたくないことと,クラブでの演奏をステレオマイクで一発録りしているような臨場感を出したいので,これでOKとします。

8 最近のCDの音作りには欠かせない,いわゆる音を立たせるエフェクト(Sonic Maximizer)を使用して,メリハリ感を出します。Sonic MaximizerはVSTプラグインなのですが,Spark FX Machineを併用することによって使用することができます。

9 これで音作りは終了なので,1つのステレオトラック,2つのモノラルトラックの計4つをステレオの2チャンネルにミックスするためにバウンスします。

bounce

10 出来あがったステレオ2チャンネルのデータをMacで認識できるオーディオファイルのAIFF(Audio Interchange File Formatの略)データとして書き出します。

export

11 iTunesを起動して,「環境設定」(Mac OS 9版では初期設定)→「読み込み設定」を「AIFFエンコーダ」にします。こうすると音質が劣化しないAIFF形式のままiTunesにインポートすることができます。

encord

12 新しいプレイリストを作って目的の曲をドラッグして登録します。なお,プレイリスト名はオーディオCDの名前としては残りませんのでそのままで構いません。

CDを焼いたiBookではiTunesがプレイリスト名をCDのタイトルとしてデスクトップに表示してくれますが,これはiTunesが憶えているからであり,他のMacに入れたら単純に「オーディオCD」という名前で認識します(焼いたMacに入れれば再びプレイリスト名が正しく表示されます)。

Diskname

13 あとはディスクをBurnすれば出来上がりです。

Burn

仕上がる曲はシアター講演にてご視聴下さい。

お待ちしてま~す。

(2002.12.10クロール)

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AUGST In 仙台

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(活動は1999年に発足しております。クラブ詳細につきましてはこちらをご覧ください。)